薬局
私たち薬剤師は『個人の尊厳の保持と生命の尊重を旨とし、調剤をはじめ、医薬品の供給、その他薬事衛生をつかさどることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって人々の健康な生活の確保に努める』をモットーに薬剤師8名で日々外来、入院、老健患者の調剤および院内の適切な薬品管理のため業務に励んでいます。
薬局の理念
- 迅速かつ正確な調剤を心がける
- 患者様のための医療を目指す
- チーム医療への参画を推進する
主な業務
- 調剤業務(外来・入院・隣接名谷すみれ苑の調剤全般、院外処方箋発行率 約7%)
- 病棟薬剤業務(医薬品に関する管理、相談応需、TDM、ハイリスク薬管理など)
- 服薬指導(入院患者の薬剤管理指導・在宅患者の訪問薬剤管理)
- 注射薬の個人別セッティング・TPNミキシング
- 医薬品の管理(病院全体・隣接名谷すみれ苑の医薬品管理【購入、払出、期限・定数確認、温度・湿度管理】)、機器管理
- 医薬品情報の発信
- 医薬品の採用・削除の管理
- 医薬品・医薬品安全管理に関するマニュアル等の随時見直し
- 薬学実務実習生の指導(1クール1人/年3回)
目標
- チーム医療への積極的参加
- 学会発表1回/年以上を行う
- 薬剤自己管理に向けて積極的に服薬指導・服薬支援を行っていく
活動報告
1. 学会発表
第31回日本病院薬剤師会近畿学術大会 | H22.1.31~30 | 京都国際会議場 | 回復期リハビリテーション病棟における持参薬への取組み |
第32回日本病院薬剤師会近畿学術大会 | H23.1.22~23 | 神戸国際展示場 | 当院における薬学部6年制実務実習への取組み、および意識調査 |
第33回日本病院薬剤師会近畿学術大会 | H24.1.21~22 | 大阪ATCホール | 東日本大震災被災地ボランティア活動報告 ~3年目薬剤師は貢献できたか?~ |
第34回日本病院薬剤師会近畿学術大会 | H25.1.26~27 | 滋賀びわこ ホール等 |
当院における病棟薬剤業務の取組みについて |
2. 院外研究発表会
全日本病院協会兵庫県支部 第8回研究発表会 | H24.8.18 | 兵庫県医師会館 | 中小病院における病棟薬剤業務への取組み |
3. 各種学会・院外講習会 随時参加
4. 院内勉強会 年10回以上
5. 薬局内 勉強会・発表会・報告会 月数回
6. 院外研修会参加
各個人が積極的に参加
7. 資格
平成24年度生涯研修認定5、日本医療薬学会認定薬剤師、日本糖尿病療養指導士、日本薬剤師研修センター認定薬剤師
健康食品指導薬剤師、ケアマネージャー など
今後にむけて
平成24年3月から病棟薬剤業務に取り組むこととなり、薬剤師病棟配置を開始しました。
医薬品に関する部分のスタッフの負担軽減と、医療安全に貢献するため、薬局一同充実した病棟業務を目指し、日々取り組んでおります。まだまだ手探り状態ですが、患者さんのより良い薬物治療のため、病棟業務・服薬指導を通じ顔の見える薬剤師として頑張っております。
そして更なる目標として、病棟薬剤業務の定着・更なる発展のため、安全な薬物治療実施を目標に、チーム医療の要となれるよう、真剣に取り組み、努めること、また、薬学生の実務実習生を指導することにより、薬剤師としても、人間としても大きくなることを目標としております。
以上、薬局の業務について簡単に紹介させていただきました。薬剤師8名で日々多岐にわたる業務をこなしております。チームワークも大切と食事会等もしばしば行い、意見も自由に出し合い、何事も皆で検討していきます。
業務も忙しさに追われるのではなく、少しでもより良いサービスを患者さんに提供できるよう業務内容を見直し、効率化に取り組んでいます。
また、現状に満足することなくより上を目指して、自己研鑽に努め、知識だけでなく人間としても成長できるよう努力していきたいと思っております。