救急受け入れ
「救急医療」は急病や、災害などで急に身体の疾患或いは損傷を受けた人々を診断・治療する医療の1分野です。
わが国で戦後に急増する交通事故傷病者に対応するために、1963年に消防法が改正されて全国規模での市町村単位の救急搬送業務が開始されました。
その後、小児や内科系の救急患者も増加し、又、救急患者の「たらいまわし」事件が頻発したこともあり、1977年に今日の救急医療体制が整備されました。
救急医療施設は患者の疾患、損傷の程度により3種の施設に分けられます。
1. | 初期救急医療施設 →→ 外来で対応できる軽度の救急患者に対応する施設 |
2. | 第2次救急医療施設 →→ 入院或いは手術を要するようなやや重症度の高い患者に対応する施設 |
3. | 第3次救急医療施設 →→ 一般病院などで対応が困難な重症救急患者に対応する施設 (24時間の診療体制がとれ、且つ高度の診療機能を有している救命救急センターなど) |
名谷病院は「救急医療は医療の原点」と考えて神戸市の ”第2次救急病院群輪番制” の垂水ブロックに参加し、1ヶ月に平均6~7回の当番を引き受けています。
又、当番日以外の日でも「告示救急医療機関」として、 24時間・365日何時でも救急患者を受け入れる体制 を整えて、地域の方々のお役に立てるように努力していますので、お困りの節は何時でもお電話ください。
TEL 078-793-7788(昼間、夜間とも)
- 救急で来院される時に持参するもの
・健康保険証
・当院に受診された事がある方は診察券
・嘔吐した場合はその内容物など
・お金(なるべく小銭も一緒に)
*必要に応じて電話の指示に従ってください。 - 受付は玄関正面の「受付」でお願いいたします
- 2次救急輪番制当番日には大変混雑して、暫らくお待ちいただかねばならない事もありますが、ご了承ください。
- 診察は原則として順番に行いますので、看護師がお呼びするまでお待ちください。
- 診察が終わったら受け付けで会計を済ませてください。